今年もヨロシクお願いします
明けましておめでとうございます。
今日は、仕事初め。
我が家のお正月は……夫婦ともども皆さんに胃袋を支えられた正月。
これでいいのか、長男の嫁。
ツレと「今年の目標は子供だ」と話しておりました。
そうだね。授かるといいね。
本厄だった昨年は、ホントにいろんなことがあった激動の厄年。
包み隠さず、ざっくり書けば、死産して、引っ越して、絶縁して、離婚して、再婚して、結果嫁入り。
で、苗字変わる、みたいな。
今週末、未来の一周忌します。
節目だなぁ。一年。
一周忌を機に、和尚さんに相談して未来の位牌を新調しました。
未来がかっこよくなって、ママはウキウキと嬉しい気分です。
祭壇に飾る花もお寺に聞いたら、割と自由にして良いとのことだったので、ちっちゃい未来に似合うようにかわいらしく飾ってあげようとワクワク。
一周忌は悲しい行事かもしれないけど、何だか未来に会える気がして嬉しい気持ちが大きいから、不思議。
未来との再開から私達の一年は始まります。
今年は、私達親子にとってよい一年でありますように。
妹
思い出すと、頭に来て、悔しくて、涙が出る。
「私も水子がいるから、あーちゃんの気持ちわかるよ」って
善人ヅラして言った、あの顔を思い出すと腹が立つ。
未来の死を一緒に悲しむ私たち夫婦を見て
「Ｔ君（うちのツレ）も一緒に悲しんでて、びっくりした」
「こういうこと（赤ちゃんが死んだこと）を、男の人も悲しむことってあるんだね」
って、バカじゃないの？
自分の子供が死んだんだから、父親だったら悲しんで当然の感情じゃない。
あんたと一緒にするな。
「私のときは、一緒に悲しんでくれる人がいなかったからすごく辛かったよ」
「学校の先生に中絶のこと言ったけど「ああ、そう」って感じで全然私の気持ちわかってくれなかったし」
「だから、Ｔ君が一緒に悲しんでるあーちゃんがうらやましい」
あんたが辛かったのは、自分がかわいそうだからでしょ？
なに、慰めてもらおうって、先生に言ってんの？あんたには、恥ってもんがないの？
まだ19歳や20歳くらいのガキンチョで学生だったくせに、自分たちの楽しみのためだけに避妊もしないで子供ができるようなことして。
いざ妊娠したら男はとっとと逃げて、自分は迷うことなく中絶したくせに！
それなのに「私の気持ちわかってくれない」って、なに被害者ぶってんの？
赤ちゃんの立場になってみたら、そんな理不尽なことないじゃないか！
私だって、未来は自分が殺してしまったんじゃないかって考えてしまうのに。
数え切れないほど、未来に「ごめん」と謝って、自分を責めてしまうのに。
あんたの行為は、被害者は赤ちゃんで、あんたらは加害者なんだよ！
あんたは赤ちゃんに対する罪の意識ってもんがないのか！
未来の死産と、あんたの中絶と、一緒にすんな！
「あーちゃんの気持ちすっごくよくわかるよ」って、たやすく言うな！
「私のときは一人だったから」って、あんたの中絶を引き合いに出して語るな！
「私もあーちゃんと一緒で」って一緒にするな！
三十路になっても、２児の母になっても、まだ自分が加害者だってことに気づかないで被害者ヅラして恥ずかしくないのか！
あんなやつの罪と未来のことを同等に語られたことが、悔しい。腹立たしい。
赤ちゃんの命に比較はない。どちらもかわいくて、重い命。
でも、水子の母親としての私は、水子の母親としてのあんたとは違う。
おしゃれ
本日の服。
マフラーとトート以外は、オール・フェリシモなことにはたと気づく。
あー、これで我が家のたんすの中がどんだけフェリシモに占領されているのかがわかる。
今朝、駅前の交差点でおしゃれな男性とすれ違った。
金髪にはっきりした目鼻立ちで、明らかに海外の方だった。
着ていたのは、シルエットは何の変哲もない、普通のピーコート。
だけど、ダブルに並んだボタンが水色と黄色。どちらも鮮やかなパステルカラー。
限りなく黒に近い紺色のコートにその鮮やかな２色のボタンが映える。
何ともかわいいピーコート。
それを変に着崩すことなく、ベーシックでシンプルなアイテムと一緒にお行儀よくきちんと着こなしていて。
こういうワンポイントだけ力を抜いた遊びを取り入れた着方をしている人を見ると、すごく素敵だなと、かなわないなと思う。
いろいろ、あれもこれもとデコレーションするよりも、ベーシックなのにその人らしくって、他人には真似できない着こなしをしている人のほうが、おしゃれが上手なんだよね、きっと。
