セント・オブ・ウーマン/夢の香り

夕べ観ました。

私に観せたい映画があると、薦められました。
前半はね、あんま好きじゃないかも……と思いながら、不安になりながら観てました。あー、薦められなきゃ観なかっただろうなーとか思いながら。
でもね、後半からグワーっと惹き付けられていきました。最初は全然魅力を感じなかったアル・パチーノの役が、だんだん魅力的に思えてきて。チャーリーを演じた男の子も好演。あの子のあの優しい笑顔がいいね。
お金、いっぱい使って、贅沢して、最高に好きなことを最高な形で、一つ一つやっていく。好きなことの一つ一つに最後の別れを告げるように。兄弟のところに感謝祭の食事をしに行ったのも、お別れのつもりだったんだろうなぁ。
ラスト、学校でアル・パチーノが全校生徒の前で演説して、スタンディングオベーションで会場全体がワーっとなって、演壇からグググーっとカメラが全体の映像に引いていく感じは、よくも悪くもハリウッドっぽいなぁって感じでした。
この映画でアル・パチーノが主演男優賞を受賞したのも納得だわ。よい映画でした。うん、観てよかったよ。>私信