まちあるき

友人に誘われ、久々に街歩き。
午前中は紺屋町のアンチック市に繰り出す。
前から行って見たかったんだよねー。
お盆中の開催ということもあって、出店はいつもより少なめだったらしい。
一緒に行った友人は、炎天下だというのに着物。
もしや着てくるのでは……とは思ってたけど、この暑い中でまさかホントに着てくるとは。
でも、やっぱり出店を回って歩くと着物着たくなるよなー。
古着物、帯、草履、昭和初期の薬瓶、ガラスペン、万年筆、ロマンティックな装飾のライトスタンド、機能性が美しい硯入れ、べっ甲のくしやかんざし、古銭、ガラス食器。
お店の人とも話したけど、昔のものは機能的でかわいらしい。便利さが優れたデザインやディテールに直結しているところが素晴らしいと思う。
デザインがオシャレな代わりに使い勝手が悪いとかじゃないんだよね。
便利に改良したら、オシャレになった道具という風。
アンチック市をじっくり散策した後、蕎麦屋で冷たい蕎麦を食べて、芝居を観る。
たまの観劇だったけど、何となく消化不良。
何かしらのテーマ性やら、ラストに意味があったんだろうけど、イマイチ飲み込めず。
最後、オーナーだけが追い込まれていく割には、序盤でオーナーの人物背景が全然描かれていないし。
序盤でいろいろ描かれていた人たちは、ラストで絡んでこないし。
起承転結の「転」が驚くほど唐突で、観客としてはどういう構えで観ていいものか解らなくなる。
テーマ性を匂わせず、全編コントだったら消化不良なく、「面白かったー!」で見終われたのにな、と。
しかし、20年か。
私がいたのは19歳から26歳くらいまで。7年間。
パンフに今までの公演記録が載っていた。
うち、出演したのが24公演。スタッフ参加が3公演。
感慨深いもんだなぁ。
帰りは、車門でお茶してから電車で帰宅。
電車で交通費節約ね。
こうやって街を歩くの、ホントに久々だったなぁ。