オリビア

たまには、手持ちの絵本の話でも。これは、小憎たらしくも愛らしい、小生意気な子豚、オリビアの話。

オリビア

オリビア

オリビア サーカスをすくう

オリビア サーカスをすくう

オリビア…ときえたにんぎょう

オリビア…ときえたにんぎょう

私の手持ちはこの3冊。ほかにも同シリーズで数冊出版してる。
こんなガキが身近にいたら、頭に来るんだろうなぁって思うんだけど、とにかく憎めない。パワフルで、好奇心に満ちていて、何でもできちゃうオリビア。怖いものなし……と見せかけて、やっぱり子供なんだなぁとほほ笑ましく感じるところも。元気の出る絵本。
控え目な色彩(グレーと赤の2色のみ!)のシンプルなイラストなんだけど、そのふにゃりと伸びる独特の線で描かれるイラストは実に伸びやか。そうそう、作者のイアン・ファルコナーはなかなかのいい男だよ。どこ見てるんだって?……ちゃんと絵本を見てますよ。もちろん。
ちなみに、第1作である「オリビア」は2001年度コルデコット賞銀賞受賞作品。